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アネロテック社が使用済み混合プラスチックをオレフィン・BTXへ直接変換する新リサイクル技術の実証試験を開始 – 米テキサス州パイロットプラントにて

アネロテック社は、Plas-TCatTM 触媒熱分解技術を用いて使用済み混合プラスチックをオレフィンおよび芳香族に連続変換することにパイロットスケールで初めて成功しました。使用した混合プラスチックサンプルの詳細等は、アネロテック社HPをご参照ください。現段階では塩化ビニル(PVC)は除いて試験を実施しています。

今回実証試験を実施したTCat-8TMは米テキサス州ヒューストン近郊にある自動化された流動層リアクターを搭載した高さ30m、日量0.5tのパイロットプラントです。

Plas-TCatTM技術は、さまざまな種類の使用済みプラスチックを、1段階の触媒熱分解反応器を用いてベンゼン・トルエン・キシレン(BTX)やエチレン・プロピレン・ブテン等のオレフィン類へ直接変換することで新たなプラスチックの原料を得る画期的なリサイクル技術です。上述のTCat-8TMにてパイロットスケールでの技術実証が進められており、ラボスケールにおける生成物収率がパイロットでも得られるかなどの試験を、2022年終盤にかけて実施していく予定です。

詳しくはこちらのアネロテック社HPをご参照ください。