TECHNOLOGY / R&D

技術・研究開発

TECHNOLOGY 01

画期的な
ケミカルリサイクル

人々の生活を豊かにしてきたプラスチック。しかし、使用後の適切な取り扱いが不十分なことから、海洋汚染をはじめとする様々な環境問題を引き起こしています。使用済みプラスチックを有用な資源と捉え、更なるリサイクル技術の開発が急務となっています。
そこで、アールプラスジャパンは、アネロテック社の植物由来原料100%使用のペットボトル開発技術を応用することで、画期的なケミカルリサイクル技術の芽を見出しました。使用済みプラスチックを原料として、キシレンのみならず、エチレンやプロピレンなど、一般的なプラスチックの粗原料が生成できる技術です。

TECHNOLOGY 02

燃やされていた使用済み
プラスチックの6割が
再生可能に

円グラフは、国内における使用済みプラスチック総量822万トンがどのように有効利用されているかを表しています。マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルとサーマルリサイクル(熱利用)の合計で710万トンとなり、有効利用率は全体の86%を占めます。これだけの有効利用率は諸外国に比べても高いレベルにありますが、実際には全体822万トンのうち約62%が燃焼されていることも事実です。新技術を活用することで、使用済みプラスチックを熱利用目的からモノに戻すことができる為、使用済みプラスチックに更なる付加価値を与えることが可能になります。

TECHNOLOGY 03

様々なプラスチックの素材を効率的に得ることが可能

これまでも、使用済みPETボトルをPETボトルの原料に戻すというように、原料とリサイクル後の生成物が同一のケミカルリサイクル技術はいくつか開発されていました。今回の新技術は、ポリエチレンやポリプロピレン製品が混ざった状態からPETの原料となるキシレンをはじめ、様々なプラスチック原料が作れること、かつ、その工程でのロスが少なく、効率よくリサイクルできることが特徴です。

TECHNOLOGY 04

“リサイクル・ループ”が小さく環境負荷が少ない

使用済みプラスチックを再利用する技術は、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルとサーマルリサイクル(熱利用)が存在します。従来のケミカルリサイクルは油化工程を経ることでプラスチックの粗原料を生成できていましたが、新技術によるケミカルリサイクルは1回の変換でプラスチックの粗原料を生成できることが最大の特徴になります。これにより、CO2排出量や必要エネルギー量の削減が期待されます。